きょうあたり、店頭にならぶ346巻。

翻訳は渡辺広佐さん。わりとシンプルなタイトルだけど、今回は久しぶりに、読んでて興奮したりして。
後半の表題「昆虫女王」なんですけど。これ、ろーだんの長い長い長い歴史でもはじめて、2万隻以上の艦隊同士がまっこうから艦隊戦をくりひろけるのですよ。太陽系艦隊と「昆虫女王」の艦隊が。
これまで、大艦隊戦はあっても、ストーリーはその一部で進行するっていうパターンがほとんどだったわけですが、今回はほぼ全編にわたり、艦隊戦そのものの描写がつづくのです。
しかも、陣形戦まであって!
当然、三次元的陣形なんで、球型とか半球とか、そういう表現になることが多いんですけどね。
ここだけの話、作業の途中では、もし文中に「鳥が翼をひろげような陣形」が出てきたら、万難を排して「鶴翼の陣」という訳語にしようと、心に誓ってました。実際は出てこなかったのが残念ですが。
タイトルも、できたら「大宇宙の川中島」(´・ω・`) にしたかったんだけど、これもさすがに自己規制。
でも、そーいう感じのストーリーで、版元にうけわたすときも、きゃあきゃあ騒いでおりました。うれしくて。ヽ( ´-`)ノ
スペオペでも、大艦隊戦って、あんまりないんだよね〜。おぼえてるかぎりで、いちばん印象的なのは、ハミルトンの「銀河パトロール」シリーズの『太陽強奪』かな? あれくらい。
あとは、「レンズマン」でときどき、はでなドンパチがあったかな? ね。やっぱり、意外とすくないと思うんですよ。そういう意味でも、貴重な作品になるかも。(^^)
