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よがらし日々迷走記

河童の三平、妖怪大作戦


『東映特撮ヒーロー』の2本め(収録順では3本め)は「河童の三平 妖怪大作戦」。

 前回の「スパイキャッチャーJ3」では書き忘れたけど、このころの劇場版はテレビでオンエアされたものを、そのまま映画館にかけるというやり方だった。J3は「SOS危機一発」で、これはテレビ版の最終話1本前、第23・24話を再編集なしで劇場版にしたもの。

 で、妖怪大作戦です。この劇場版は7話「死神小僧」の巻。

 やっぱりね、「河童の三平」は傑作だと思いますよ。

 東映特撮は円谷にくらべると、10分の1くらいしか金かけてないんで、やたらチープなんですけど、そのチープさを逆手にとったモノクロでの制作、金子吉延・牧冬吉さんというゴールデンコンビの起用、原作から世界観を大きく変えたストーリー展開など、いってみればアイデア勝負。それがいろんな意味で成功していて、初期東映特撮の集大成みたいな作品にしあがってます。

 できれば、「悪魔くん」といっしょに見くらべたかったけど、残念ながら、劇場版がないんで、しかたない。金子光伸くんと吉田義夫さん(後半・潮健児さん)コンビが、ある意味で優等生っぽかったのと、ちょうど対照的だと思うんだけど。

 そういや、光伸くんでは、「ジャイアント・ロボ」もはいってないんだよな。残念。

 閑話休題。

 で、ですね。「河童の三平」が好きなのには、もうひとつ大きな理由があるのです。

 カン子姫! 松井八知栄さん!

 この世代の女の子の子役というと、松井八知栄さんと、「ジャイアント・ロボ」のU6役だった桑原友美さん。このふたりに集約されるわけですよ。同時代には、四方晴美さんというビッグネームがいて、こっちのほうがメジャーだったけど。あっちは下品とはいわないけど、粗暴……いや、リアリティ追求型というか。(^^; とにかく好きになる対象ではなかったわけで。

 それに対して、松井=桑原ラインは夢物語の世界という感じで、とくに松井さんは「お嬢さま」のイメージが強いのでした。(*^^*)

 当時はたしか12歳。「河童の三平」の前には、「アッちゃん」のソメ子ちゃん役もやっていたほか、草創期のテレビCM、『少女フレンド』のモデルなどでも活躍していたはず(このへん、記憶がさすがに曖昧ですが)。

 ところが、進学する中学が芸能活動禁止だったため、学業に専念することになって、「河童の三平」も1クールで降板してしまったのでした。

 その松井さん、大学卒業後はなんとプロボウラーに転身して、いまも現役でご活躍中。というか、国内トッププロのひとりなんですよ。去年のランキングを調べたら、なんと20位だって。所属は平塚スターレーンとのこと。

 ぢつは私は、プロボウラー転向直後の松井さんを取材したことがあります。ふふふふ。雑誌の企画でね。もちろん、その企画は私がつくったわけですが。ヽ( ´-`)ノ

 もう25年近く前ですが、あのころはほとんど趣味で仕事してたからなあ。東映をだましてにお願いして、『蛇娘と白髪魔』の宣材をもらったりして。

 くわしいことは、あんまりおぼえていないけど(w、駆けだしライターのつまんない質問にも、誠実に答えていただいたことと、とくに子役時代と変わらない大きな目が、とても印象にのこってます。カン子ちゃんやソメ子ちゃんと同じく、芯のとおった、すてきな方でありました。

 残念なことに、その雑誌は保存してなかったんだよね~。資料を発掘したんだけど。あれがのこっていれば、また印象をあらたにできたのに。

 ということで、35年ぶりくらいに河童のカン子ちゃんを見られただけで、しあわせ。このBOXは安い買い物だったなあ。

 次は宇宙空間に咲く特撮ドラマのあだ花、「キャプテン・ウルトラ」。
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