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東洋亭パーツ館新本店

よがらし日々迷走記

兵器進化論


 年末には読みおわってたんだけど、紹介が遅れてしまった。

 長年お世話になっている先輩の軍事評論家、野木恵一さんの新著『兵器進化論~歩み続ける戦の業物たち』。これが最近読んだなかでは、いちばんおもしろかったというか、勉強になった1冊。

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イカロス出版、ミリタリー選書20、1700円

 amazonではこちら。雑誌『MILITARY CLASSICS』での連載をまとめ、字数制限がないのをいいことに(ご本人談)、ノリノリで大幅に加筆修正されたもの。1章まるごと追加っていうのもある。

 で、結論からいうと、これは兵器を使って商売する人は必読です。もちろん、「兵器の情報を使って」という意味ですが。

 私もまあスペオペ屋なので、拳銃小銃から恒星破壊兵器まで、必要なひととおりの知識は持ってるし、そこそこくわしいほうだとは思う。ところが、本書で展開されるさまざまな蘊蓄のうち、知っていたのはせいぜい6~7割。ひこーきでかろうじて8割くらいだった。

 そのくらい、濃い。

 たとえば、パーツ館関連ネタではバズーカ(爆)。もちろん、バズーカの作動原理や用法は知っていたけど、語源を読んで、かつ目にしたのは、これがはじめてだった。そういう知識が満載なのだ。

 もちろん、コアな話だから、ぜんぶが役にたつとは思わないけど、こういう知識は蓄積しておくことで価値が生まれるわけで。これはいい本を買いますた。

 ということで、同好の方は書く側の人も読む側の人も、ぜひ読んでください。
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コメント

やっぱりくわしい。(^^;;;
「バック・ロジャースキャノン」も画としてはわかりやすい比喩ですね。西部劇はまあ置いとくとして。電気砲は発射機構から?
そういうわけで、この本かなりおもしろかったので、立ち読みでもご一読を。

  • 2007/01/22(月) 09:09:35 |
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  • よが #-
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今年、初めての書き込み

バズーカの語源というと、アメリカの音楽コメディアンのボブ・バーンズが使っていた、変形ラッパからと言うやつですね。
ところで、この名称が定着する以前にGIたちが「バック・ロジャースキャノン」と呼んでいた、と言う事をキャナルの古参会員の征矢野忍氏に教えてもらった事があります。
征矢野氏によると、ある戦記雑誌に載っていた記事だそうですがバック・ロジャースについて脚注で「有名な西部劇の登場人物」としてあったとか・・・
あと、ビルマ戦線で連合軍側の使用するバズーカを日本兵が「電気砲」と読んでいた、という記述を何かの戦記で見た覚えがあるのですが・・・

  • 2007/01/21(日) 21:45:30 |
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  • 流転 #ffdknq3A
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