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よがらし日々迷走記

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ムウ帝国考


 ここ数週間、轟天号の妄想にとりつかれているのです。理由はまた。 で、あれこれ妄想しててもしかたがないんで、3年ぶりくらいに現物を見ますた。(´・ω・`)

 いえね、主として垂直離昇エンジンのノズルがどのあたりに、いくつあるか、確認するためなんですが。あと、土砂排出口内部の構造が、もっとわからないかな、とか。

 甲板直下の四角い穴がいっぱい開いてるあたりは、たぶんバラストタンクの注排水口だと思うけど、細部の造型はどんなんかな、とか。

 もうこのへんで、どういう妄想か、わかるわけですが。

 まあ、それはおくとして。

『海底軍艦』はもう30回以上見てるけど、いつも新しい発見があるのですね。 今回もそうで、なるほどと思ったことがひとつ。

 ムウ帝国は超越的な科学力を持ち、地上なんか過去にかんたんに征服できたはずなのに、なぜかそうしないで、いま……というか、1965年(戦後20年というセリフがある)になって、いきなり活動を開始したのか?

 なんだってたかだか排水量1万トンの轟天号を、それほどまでに脅威と思うのか?

 その轟天号に、なぜあっさり滅亡させられちゃったのか?

 ほかにもいろいろあるけど、こういう一連の謎に対する答えは、ひとつしかないと、そう思ったわけです。おそらく、20世紀時点のムウの人間は、すごく退化しちゃってるんでしょう。

 過去の技術文明の一部ははかろうじて操作できるものの、動かせるのはせいぜい地震発生装置と潜水艦数隻がいいところ、とかね。ムウ大陸自体の機関部を修理するのも「日本人の奴隷」だったし。

 一方で、マンダ信仰や神官による支配制度に代表されるような、精神的退行現象も顕著で、それこそ数万年前にもどっちゃってるっぽいよね。

  おそらく、人口は十万かそこら。多くて百万くらいかな。これも退化のあらわれ。映像を見るかぎり、ちょうどそのくらいの人口と考えていいみたいだし。

 という状況で、天本神官長も慢性的な閉塞感に押しひしがれていたんでしょう。そういうなかで、あるとき急に、地上を征服するぞ~っていう妄想を抱くようになって、はじまったのがこのお話……という感じ。

 もちろん、そういう設定は資料としてのこってないんで、これ自体が妄想なわけですが。いちおうこれで、すべてつじつまがあうのはたしか。

 で、ですねえ。こういう文明退行は、小説のなかではいくらでもあって、たとえばろーだんのアルコン帝国なんかはもろに該当するわけですが、映像でそれを描いたものって、これがはじめてじゃないかなという気がするのです。

 もちろん、『80万年後の世界』 っていうのはあるけど、これはもう文明が滅びたあとなわけで、そこまでいかない、架空文明の末期症状が描かれたストーリーって、あまり例がないように思うのですよ。

『マッドマックス』みたいな終末ものは、かなり作品数があるけどね。

 はっきりいって、当時の制作スタッフが、そこまで意図したとは思えないというか、意図していないはずですが。でもね。結果的に、おもしろい頽廃異文明を描いてるわけで、なるほどそういう見方もできるんだなと、感心したしだい。

 まあ、すごくどうでもいい話ですが。

 ちなみに、轟天号の垂直離昇用ノズルは、作品中では8基なんだけど、いまのところ6基にしようかなと思ってます。制作上のつごうで。

【ついで】
ふつう、『海底軍艦』というと藤山陽子さんなんだけど、今回は小林哲子さんに萌えたのだった。かっこいいぞ。(´・ω・`)

この作品しか知らないんだけど、もう亡くなっているそうですね。


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コメント

で、その命脈を断つのが戦争の亡霊である轟天号なんですか。

そうすると、死を覚悟でもどろうとする王女を、とめないでくれとたのむ神宮寺は、王女に自分の姿を重ねあわせていた、とか?

なんだか、深い話になりそうですね。

イノシロは、そうです。39巻くらいに登場したのかな?

  • 2011/06/26(日) 11:56:36 |
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  • よが #-
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本多監督のイメージにあったのはどうも8/15直前の「大日本帝国」
だったようですね、ムウ帝国全体がとどめようのない崩落を続けていて
もう打つ手が無いという・・・
ところでイノシロ・ホンダというのはローダンの中に出てくる日本人
キャラの一人でしたっけ?以前、貴兄に教えてもらった記憶が
あるのですが・・・(本多監督の本来の読みはイシロウですが

  • 2011/06/26(日) 10:59:51 |
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  • 流転 #-
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同じというと、ムウ帝国が文明的に退行しているってことですか? それを本多監督が意識していたとすると、これはすごいことですね。

63年当時としては、時代を超越していたんじゃないでしょうか? さすがイノシロ・ホンダ(と、ドイツでは紹介されているとか。海底軍艦は『U-2000』だったかな)であります。

  • 2011/06/26(日) 10:10:07 |
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  • よが #-
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どうもあてにならない記憶にもとずいたことなのですが・・・
本多猪四朗監督が晩年のインタビューで貴兄と同じ事を述べて
おられた様な・・・
その中で小林哲子のムウ皇帝は側近の女官たち(駐留軍の将校の
奥さんたちだそうです)の操り人形で自分の意志というものが
ほとんど無いに等しいとか・・・
だから自分の「意思」で行動する最後のシーンが格別の意味を
持ってくるのだと思います

  • 2011/06/25(土) 22:40:45 |
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  • 流転 #-
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ちなみに1/72 、内装パーツ付き、たぶんディテールアップパーツとかあるんだろうね。

  • 2011/06/25(土) 20:58:58 |
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  • ちぎれた羽根 #-
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つか、D-57って、あれかい!

検索するまでもなく、答えはたぶんわかっているぞ! くわばらくわばら。

おそるおそる、ポーラライツ?

  • 2011/06/25(土) 19:54:50 |
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  • よが #-
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もちろん、

http://www.fujimimokei.com/product/kaitei.html

でありますよ。ロングビーチを見ているうちに、ここ、

http://www.wingrail.jp/

のエッチングパーツなんかが気になりだして、いろいろと妄想ちう。

でも、ろーだんのあとがきとも連動しているんで、まだ詳細は書かないのだった。(^^)

  • 2011/06/25(土) 19:43:09 |
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  • よが #-
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まさか、こんなの(笑)
http://homepage2.nifty.com/gouten/sub1.htm

これだっらマンダ以外は買ったような気が???
http://www.fujimimokei.com/product/kaitei.html

先ほどC-57Dが到着しました、デカ!

  • 2011/06/25(土) 19:31:36 |
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  • ちぎれた羽根 #-
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