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よがらし日々迷走記

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KIMICONレポート2、夜の部


 通夜の日。手伝いがあるかもしれないので、当初は午前中から行く予定だったが、「スタッフ」(笑)はやらなくていいとわかり、午後から出かけることになった。

 式場にたどりつくまでは、じつにいろいろなことがあったのだが、これは割愛。開会10分前にかろうじて到着する。

 式は無宗教の音楽葬ということで、参列者も勝手がよくわからないものの、とにかく小谷さんの「お別れの挨拶」朗読に進んだ。

 これが……・゚・(つД`)・゚・

 もちろん、小谷さんはある意味で、キミちゃんにいちばん近いところにいたわけだし、文章表現能力豊かだから、泣かせてくれましたよ。とても。各コンヴェンションやG研のことだけじゃなく、カモネギのことまで言及してくれたし。

 つづいて、夢枕獏さんの「お別れの挨拶」。わしらにとっては定番だった「わたしキミちゃん、18歳」のエピソードが、また涙を誘う。わしらの秘密結社34年の歴史と、そのまま重なるわけで。

 たとえば、とーこちゃんは「キミちゃんより3歳下」だとか、そういう計算方法を採用している人も多い。今後はどうなるんだろう? たぶん、これからもキミちゃんが基準になるのだと思う。キミちゃんはそれだけ偉大だったんだよね。しんみり。

 というように、嗚咽の漏れる峻厳な雰囲気になったものの、それももつかの間。

 次の瞬間、このしんみり感を完全にくつがえす、驚愕のプログラムが用意されていたのであった。

「音楽葬」というのが、はじめから気になっていたんだけど、ここでキミちゃんが入院以来、毎日欠かさずに聞いていたという曲が披露されたのだ。

 最初に思い浮かべたのは、カモネギのテーマでもある、C-C-Bの「Romanticが止まらない」だった。 あるいは「オリーブの首飾りか、すこしひねって、大好物だったタッキーか……

 ところが、流れてきたのは、氷川きよしの「きよしのズンドコ節」だったのである!

 さすがだよ、キミちゃん。いや、よーいっちゃんの選曲かもしれないけど。

 この瞬間、しめやかな通夜だと思っていたこの空間は、じつはKIMICONなのだと、わかったのですね。

 いま一度、この期におよんでのコンヴェンション化(^^; を許してくださった、親族の皆様の寛容に深謝します。私も、一瞬「マジかよ」と思いました。 でも、たしかにこれがいちばんキミちゃんらしいんだ。

 そう思ったら、ズンドコ節が悲しくて。この曲で涙があふれるとは思わなかったよ。

・゚・(つД`)・゚・

 でも、これがキミちゃんの心づかいなんだよね。

 おかげで、ここ数日の悲しみを吹っきることができた。

 ほかの仲間も同じ思いだったようで……

 式場は100人もはいればいっぱいのスペースだったのだけれど、そこに300人くらいが詰めかけたため、通常の式次第ではおさまらなくなって、入れ替え制みたいな状況を呈してきた。

 これはもう、コンヴェンションの企画室とか、ロビーとかの雰囲気そのものだ。

 参列者の大半がSFファンダム関係者だから、以後はいつものコンヴェンションと同じシーンが展開された。

 たぶん、これがキミちゃんの望んだ自分スタイルの葬儀なのだ。

 最初はかなりとまどったものの、そう割りきったら、キミちゃんの意志がわかって、楽になった。

 あとは、なるべくいつもどおりに、コンヴェンションをつづけるのが吉でしょう。

(つづく)
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