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よがらし日々迷走記

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ヤマト


 年賀状を書いていて、つくづく思ったんだけど、来年はよくも悪くもヤマトの年になりそうな気がする。

 いまやってるアニメ版は話題にする気もまったくないが、実写版となると、これはやや話が違うわけで。

yamato-pre01.jpg

 きのう公開された、このCGを見るかぎり、CG部分もそこそこだと思うし。宇宙空間に大気があるように見えるのはともかくとして。

 これまで話したことはなかったが(こないだの忘年会で、はじめてしゃべった)、ヤマトは人生のターニングポイントになった作品だったりする。あの高校2年の秋、ヤマトがはじまらなかったら、たぶんいまの自分はない。

 はっきりおぼえてるけど、8月末くらいの新聞に、ちいさく「今秋『宇宙戦艦ヤマト』というアニメがはじまる」って記事が出たのよね。それだけの記事なんで、どういう作品なのか、そもそもどういう画なのかも、ぜんぜんわかんなかったんだけど。

 それでも胸が躍ったのは、やっぱり運命としかいいようがない。だいたい、この新聞記事がなかったら、たぶん『猿の軍団』のほうを見てたはずだし。

 で、オンエアがはじまったら、これがどまんなかストレートの剛速球でね。これでわしの人生が決まり。ヽ( ´-`)ノ

 翌75年、はじめて参加したSFファンダムも、SF界初のヤマト・ファンクラブCBYLだった。CBYLはCosmo-Battleship YAMATO Labの略。だから、私のなかでは、いまもヤマトはSpace-じゃなくて、あくまでCosmo-Battleshipだったりする。

 そのうち、SF界でも評価が高まってきて、再放送がはじまり、77年はじめには、当時みのり書房の社員だったNさん(どうも公表してないようなので、イニシャルのみ)が『OUT』の創刊2号であの名作「君はおぼえているか、ヤマトの熱い血糊血潮を」という特集を組んで、いっきにその存在がメジャーになり、わしもどんどんファンダムにのめりこんでいったわけです。

 ただ、それだけ愛着が強かったせいか、安易な商業主義とシリーズ化に反発して、劇場版『さらば……』で、自分としては決別を告げたのだった。が……

 実写でよみがえるとなると、話はべつだ。完全に別次元の作品と、わりきって考えられるから。

 そーいえば、こないだの忘年会で、だれかが「ヤマトとつきあうのは、両足に剣山が刺さった状態で、どこまでも階段を登りつづけるようなもの」と、いっていた。

 そうなんだよな~。この「ぐさぐさ感」はぴったりの表現なのだ。

 きっと、来年はずっとこの「ぐさぐさ感」がつきまとうと思うけど、それこそがヤマトなのであった。
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